「ジャニーズっぽくない」けどジャニーズを愛すSixTONESの魅力
今回はSixTONESの魅力について書こうと思う。
では本題に行く前に。
私がなぜ今回ブログを書こうと思ったか。
それは6/22(月)放送のCDTVライブ!ライブ!にSixTONESが出演した際の出来事である。
SixTONESは20時台。
20時になってからすぐの出番だった。
彼らの披露曲は2ndシングル「NAVIGATOR」
富豪刑事Balance:UNLIMITEDのOP曲である。
(YouTube ver.のMVはこちら↓)
SixTONES - NAVIGATOR (Music Video) [YouTube Ver.]
イントロから疾走感あふれるこの曲。
ダンスも歌もパフォーマンス全体に魅入ってしまう、呆気にとられる、気が付いたら曲が終わってる、何回聴いても飽きない。
そんな曲だと私は感じる。
彼らがこの曲を披露した後、私のTLはSixTONESのパフォーマンスに関する沢山の嬉しいコメントで溢れ返っていた。
その中でも私が多く見た言葉は
「ジャニーズっぽくない。」
だった。
この言葉を目にしたときの私の率直な気持ちを伝えたくて、今回ブログを書いている。
では、本題に移ろう。
SixTONESは今年の1月にデビューしたばかりで、音楽番組に出た回数はまだ数えられるほど。
でも、出るたび出るたび「ジャニーズっぽくなくてカッコ良かった。」のような感想を目にする。
今回は特に多かった気がしている。
「ジャニーズっぽくない」
私はこの言葉が素直に嬉しい。
なぜ嬉しいのか。
自分なりの理由を話してみようと思う。
(SixTONESのことを知らない人のためにも詳しく書くので少し長くなります…)
彼らは2012年にドラマで主演を務めたことからバカレア組の愛称で人気が出て、
「次デビューなんじゃないか。」とか「デビューに最も近い存在。」と言われていた。
私もそう思ってた。
その頃はみんな入所して3〜6年。
もしかしたら本当にデビューできるのかも。
って本人たちも思っていたかもしれない。
だが、2013年からいきなりの2:4分け。
ジェシー・北斗 / 京本・樹・髙地・慎太郎
6人でのパフォーマンスは見れなくなった。
バカレアから1年も経たないうちにバラバラになってしまったのだ。
そして、バカレア組でCDデビューという私の夢は、夢のまたさらに夢、遠い夢になってしまった。
きっと私が感じている何倍も何十倍も何百倍も悔しかったはず。
しかも、この解体期間は約2年と長かった。
「もう辞めようかな。」
そう思っていたメンバーもいた。
でもジェシーの一声でまた集まることができ、ジャニーさんから"SixTONES"という名前をもらえた。
一回チャンスを逃している6人。
だからこそ、これが、このSixTONESとしての活動がラストチャンス。
SixTONESで失敗したら辞める。
全員が同じ覚悟だった。
最初は模索の毎日。
同時期にMr.King vs Mr.Princeが結成されたり、他にもメンバーそれぞれがたくさんの壁にぶち当たった。
決して楽な道のりではなかった。
初主演を務めた「少年たち」ではメンバーの舞台経験の少なさもあり、あまりに何もできなさすぎた。
とりあえずこの曲歌っとけって白い衣装でキラキラの王道曲である「この星のHIKARI」を与えられた。
悔しかっただろう。
そんなSixTONESの転機が「Amazing!!!!!!」だったと私は思う。
SixTONES - Amazing!!!!!! (FocusCam @ Osaka-Jo Hall "CHANGE THE ERA -201ix-")
これは2017年2月に開催された「東西SHOW合戦」という公演でSixTONESに与えられたオリジナル曲。
Amazing!!!!!!はあぐらで歌ったりダイナミックな振り付けもあったり、とにかくイケイケな曲。
SixTONESのオリ曲としては、この時点でBE CRAZYやIN THE STORMなど激しめな曲があったが、Amazing!!!!!!を初めて見たときは今までにないような高揚感に浸ったことを覚えている。
"これだ………!"
そう感じた。
新橋演舞場の2階席から初めて見た時の
あの光景は今でも鮮明に思い出せるほど。
私がこう感じたように、東西のレポは
「Amazing!!!!!!やばい…」「Amazing!!!!!!最高!」
のような感想で溢れていた。
「お前らは守るから」「どこまでもついてきな」
の歌詞とも相まって、あぁ私はこの人たちについていけばいいんだなと思えた。
後にAmazing!!!!!!について彼らはこう語っている。
「振付師さんから『もっとバラバラに踊れよ』って言われた。」
と。
最初はバラバラに踊れって言われて戸惑っただろう。
ジャニーズといえば綺麗に揃ったダンスってイメージがあるから。
でも、この言葉を信じて、自分たちの思うように披露した。
その結果、反響が大きかった。
だからこそ彼らにも多少は自信がついただろうし、この見せ方が今の彼らのパフォーマンスに大きく繋がっている。
ここから、あえて揃えない彼らのスタイルができあがった。
揃ってないと普通ぐちゃぐちゃでまとまりがないパフォーマンスになりそうだが、なぜかそのようには感じさせない。
一人一人の個性が際立っているのにもかかわらず、悪目立ちしない。
それが掛け合わさって SixTONES最強と感じさせてくれるようなパフォーマンスなのだ。
上からに聞こえるかもしれないが、それぞれが研究に研究を重ね、時間が経つにつれてどんどん魅せ方が上手くなっていった。
一つの曲でも見てる人に喜んでもらえるように歌をアレンジしてみたりダンスをちょっと変えてみたり。
彼らは努力を怠らなかった。
SixTONESのステージで最も衝撃を受けたのはYTFF。
見たことがない人は是非一度見てほしい。
彼らの確立されたパフォーマンス。
これぞSixTONESというステージだった。
SixTONES @ YouTube FanFest Music JAPAN 2018 | 「JAPONICA STYLE」「IN THE STORM」「Amazing!!!!!!」
そして、2020年1月にデビューし、デビュー曲「Imitation Rain」をもらった。
SixTONES - Imitation Rain (FocusCam @ Marine Messe Fukuoka "TrackONE -IMPACT-")
YOSHIKIさんが作る世界観とSixTONESの世界観が見事にマッチして、その世界に吸い込まれるような感覚になる。
デビュー曲でバラード自体珍しいが、 SixTONESの楽曲の中でも今までにない曲だった。
これは個人的な感想だが、最初は正直SixTONESっぽくないなと思ってしまった。
だが、彼らはこの曲を歌うにつれどんどん自分たちのものにしていった。
いつの間にか「これぞSixTONESだよな。」
とまで思わせるパフォーマンスになっていた。
そう、彼らは与えられた曲を自分たちのものにする才能が秀でてるのだ。
これは才能というより、今までの努力の賜物と言うべきかもしれないが。
こうしてデビューする前、長かった下積み時代に自分たちの魅せるスタイルを確立させた。
ジャニーズの枠にとらわれない、"SixTONES"という一種のブランドのようなもの。
"SixTONES"というジャンルを作り出したのだ。
これが
「ジャニーズっぽくない」
という言葉に繋がっているのではないだろうか。
この言葉を言っている人が多いということは、つまりSixTONESが見せたい形が初見の人にもしっかりと伝わっているということ。
だからこの言葉を目にした時、
「彼らの今まで努力して掴み取った表現力が伝わって嬉しい。」
と感じるのだ。
このように彼らは自分たちの色を見つけたが、決してそこで満足はしない。
常に上を目指している。
でも、上を目指しながらも今目の前にある仕事を全力でやる。
そうやって色んな人に褒められて認められても天狗にならずに努力し続けられるのはSixTONESのすごいところであり、私が尊敬しているところである。
最後にタイトルにもあるようにSixTONESのジャニーズに対する思いを書こうと思う。
ジャニーズの王道じゃない、ジャニーズっぽくないパフォーマンススタイルのSixTONES。
私は前に友人からこのような言葉を言われたことがある。
「ジャニーズじゃなくてもいいじゃん。
他でも売れそうなのに。」
たしかに彼らはジャニーズの型にハマらない部分もあるかもしれない。
でも彼らはジャニーズ事務所の一員としてファンの前に立てていることに誇りを持ち、ジャニーズを愛している。
SixTONESのライブMCではよくジャニーさんの話題が出てくる。
去年7月にお亡くなりになった後も。
そう、
全員ジャニーさんのことが大好きなのだ。
だからこそ、「ジャニーさんが作り上げた、この"ジャニーズ"というものをもっと広めていきたい」という思いを一人一人が強く持っている。
今までのジャニーズになかったようなことをしてジャニーズの可能性を広げたい。
この思いが人一倍強いグループだと私は思っている。
実際にもうデビューはないかもしれないという噂が流れていた頃、しきりに彼らが言っていた言葉がある。
「CDを出さなくてもできることは沢山ある。
CDデビュー以外の他の道を俺らが作ってあげることで後輩が育つ。」
と。
きっと彼らにもデビューできないかもしれないという噂は届いていただろう。
でも、そこで諦めずに
「Jr.のままでも上を目指して、 SixTONESのこと、ジャニーズJr.のこと、ジャニーズのことをもっと広めていきたい。」
という気持ちを強く持っていた。
ここまでのことからわかるだろう。
彼らのポテンシャルの高さが。
ジャニーズに対する思いが。
だからこそ彼らはジャニーズに必要な存在なのだ。
これからもジャニーズのSixTONESとしての活躍を見守っていきたい。
ここまで長い文章を読んで下さりありがとうございました。
読み終えた後、少しでもSixTONESの魅力が伝わっていると嬉しいです。
最後に宣伝失礼します🙇♀️
SixTONESの2ndシングル
「NAVIGATOR」が7/22(水)発売されます✨✨✨
初回盤、期間限定盤、通常盤それぞれに違うカップリング曲が収録されています!
- 初回盤:光る、兆し
- 期間限定盤:JAPONICA STYLE
- 通常盤:Hysteria / You & I / love u...
気になった方は是非🙌